忍者ブログ
ひっそり… こっそり…
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

八戸戦が終わってから考えてることがありましてね、野球の野村監督が「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」って言いますよね。でもあれって勝ち負けは表裏一体じゃないすか。
要するに勝ってる方からは見えない、負けた方にしか分からない原因があって負けた方はそれを不思議で処理するんじゃなくて原因を追求せよって意味だと思うんですよね。

秋田 0−0 藤枝

内容もスタッツも圧倒した八戸だけど結果だけ秋田が獲ったあの試合。
正直言って今年の秋田は強くない。大幅な戦術変更を行ったように見え、チームづくりは他所より大きく遅れている。選手の質以前にそういうところで遅れを取っている分完成度が低いんじゃないかということ。
八戸の秩序だった攻撃を見てるとそう感じずにはいられませんでした。

何が言いたいかって言うと完成度が低い、弱いチームが強いチームを相手に内容で圧倒されながらも結果がけはいただいたあの不思議現象、サッカーではたまにある話でジャイキリなんて呼ばれもしますけどあの現象を「たまにあること」ではなくて「意図的に作り出せないか」ということです。

とはいえそんな簡単にできることでもなく、一週間考えて考えながら藤枝戦を見たんですね。

     中村
   和田 北脇
古田 ゴメ  小谷 藤沼
  尾本 山田 千田
     松本

先週、選手交代後から流れが変わったんでゲンを担いで?その二人を先発で使うという安易に見えるオカルティック起用、それなら左サイドは田中じゃないのかとも思うけど古田。
悪くないけどまた守備の選手が減ってきてそこは心配でした。

試合が始まると割とあんまり攻めない。小谷がフリーでボールを持って前に向かうのかと思いきやバックパス、藤沼が1対1になって勝負するかと思いきやバックパス。前に北脇が顔を見せてもバックパス。
かと思ったら突然和田にいいパスが入って惜しいシュートを放つ。
よほど前線でいい形にならないとパスを入れないことにしたのか・・・何かの実験をしているかのような・・・。

相手のプレッシャーもそんなにきつくないのに後ろでボールを回す展開にスタンドからも不満の声が出始める、俺は相手の選手を覚えようと大型ビジョンを見るんだけどメンバー表じゃなくてブラウブリッツの得点傾向が延々表示されているのに苛ついていました。この展開で得点の傾向を見せられてもね。

そうそう、ソユスタのバックスタンドの音響悪すぎる。
地域住民に配慮してのことだと思うけど音が小さすぎて何言ってるかわからない。アサヒビールの社長の名前なんて読むのか分からない。隣の野球場のアナウンスのほうがよく聞こえる。
こんな演出しかできないなら駐車場のある郊外の専スタにしようよ。

それは置いといて

そんな感じでスタンドにイライラが募っていたタイミングだったと思います。今度はビジョンに藤枝の今期スタッツが表示されたんですね。
インターセプトが異様に多いんですよ。何故後ろでボールを回してるのか、ちょっと気づいちゃったかも。

藤枝って3-5-2で2トップの後ろに攻撃的MFが二人いる形なんですよね。つまりこちらのディフェンスラインの前に4人いるわけです。もしかしたら素人目には大して追ってきてないように見えても選手からすればプレッシャー感じていたかも知れません。頑張って小谷まで運んでも相手もそれは想定済みでそこから前に行きづらい、とかね。とにかくあまり走らず人数かけて相手のパスミスを誘い、インターセプトからショートカウンターというのが藤枝の戦術なのかなーなんて。

それをさせない。インターセプトからスタートする攻撃が基本ならそれをさせない、リズムを作らせないためのパス回しなのかなと思ってみてました。この暑さ、長距離移動、加えて後半は西日を背に攻めていける。それを考えても後半勝負は悪くない戦略かと思いました。
先制されると盛り返す時間がないリスクを負うことになりますが、どうせ盛り返す力なんて今の秋田にはないしね(´・ω・`)


実は前半で書いた不思議な勝ちを意図して作る要素に相手のストロングポイントを消すっていうのを考えていました。サッカーの試合ってだいたい後半の後半になると大味というか、前半ほど秩序だったプレーができなくなりますよね。疲れるからだと思います。
そこまで来るとチーム力の差ってあんまりなくなってくる感じしませんか?
チームとしての総合力よりもこの打開力だったり、ホームの雰囲気だったり、そういった要素が俄然存在感を増してくるような気がします。

流れとしては悪くなかったと思います。予想通りというか案の定大味な展開になってその分それまで良いシュートを撃ててなかった藤枝も岩渕が惜しいシュートを放ったりしてましたが、逆に全体的には秋田が押し込む形になり、相手キーパーもポロポロこぼすようになり、またもやラッキーが転がり込むかというところまでいきましたがね。
尾本の空振りすら相手の体勢を崩すためのフリかと思いましたけど。

その後シュートしたのは古田でしたか。古田がダメという話ではなく、先週の小谷は持っていて、今週の古田は持っていなかったということなんでしょう。
つまり持っている選手があの場にいることが一番大切なことでありそれは選手個人にもよりますけどバイオリズムっていうんですか? いわゆる調子が良い選手ってことですね。そういう選手を起用していくことが監督の仕事として重要になってくるわけです。
絶好調の選手をあえてベンチに置き、後半起用するなんてのもいいですね。一番好きなおかずは最後に食べる、みたいな感じで。


長くなってしまいました。もうここまで誰も読んでないと思います(笑)
ちょっと今季はいつもと違う視点でサッカーを見てみようかな。
ラッキーに期待するというと聞こえは悪いですが、急にボールが来たみたいな話もあるし、常に努力し準備し最善を尽くした者にラッキーが訪れ、モノにする。
という感覚ですかね。



拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:ナマエ
性別:男
カウンター
↓↓
忍者ブログ [PR]